アリゾナ解剖研修 4日目

こんにちは!

 

 

パーソナルトレーナーの池田です。

 

 

アリゾナにきて食事や睡眠は取れてきてるのですが、

 

 

若干グロッキーです。

 

 

 

それだけ、解剖というのは体力も精神も消耗するようです。

 

 

 

解剖研修は3日目です。

 

 

 

 

本日のゴールは、

 

 

各グループごとにテーマを決めて、そこを解剖していきます。

 

 

昨日までと違い、基本的には自由です!

 

 

 

グループで話し合った結果、

 

 

 

股関節や肩関節を見て行くことに決めました。

 

 

 

 

お客様で肩が前突を起こすような姿勢や、

 

 

 

股関節のつまりを訴える方が多いので、

 

 

 

とても興味深い場所になります!

 

 

 

 

 

 

 

ここでも、衝撃が、

 

 

大胸筋よりも小胸筋の方が太いし逞しいという事。

 

 

 

もちろん面積で言えば大胸筋の方が広いのですが、

 

 

 

 

小胸筋の方が力強く、筋の横断面積が大きかったのです。

 

 

 

解剖書などを見ていると、とても小さく頼りなく映っていたのですが、

 

 

この筋の力を侮ってはいけないなと感じさせられました。

 

 

 

また御献体の方は、

 

 

 

肩が挙上しており、

 

 

 

小胸筋の筋線維の走行も垂直に近いため、

 

 

これでは肩甲胸郭の動きは出ないよな。

 

 

 

など考えつつ、今までお客様にリリースをかけ反応が得られていたのは、

 

 

 

一緒に大胸筋がリリースされたからであって、

 

 

 

小胸筋の反応ではなかったかもしれない。

 

 

 

また、肩甲骨の上方回旋が出ない方ですと、

 

 

 

広背筋のポケット部分に肩甲骨の下角が滑り込んでいくのですが、

 

 

 

肩が挙上や前突を起こし、広背筋がタイトになっていれば、

 

 

間違いなく下角は滑り込んでいかないだろうな。

 

 

 

など、

 

 

日本に帰ってからも、やることが盛りだくさんだな~

 

 

と感じていました。

 

 

 

股関節にしても、

 

 

これってどうしたら脱臼出来るの?

 

 

というぐらい収まりが良く、脱臼肢位に持って行ったところで、

 

 

外れる気は全くしません。

 

 

ただ実際に先天的な問題や、交通事故レベルの外力によって、

 

 

脱臼をする方がいるのは事実なので、

 

 

もし、整復するような状況になったどう操作するのがいいかな・・・

 

 

教科書通りに行くだろうか?

 

 

など感じておりました。

 

 

続く