アリゾナ解剖研修 2日目 後編

こんにちは!

 

 

パーソナルトレーナーの池田です。

 

 

アリゾナ2日目の後半になります。

 

 

 

グループが決定したら、解剖開始です。

 

 

 

最初はメスの使い方や、

 

鉗子(組織をつまむはさみのようなもの)のレクチャーを受け、

 

トッドにデモを見させてもらうところからです。

 

 

 

何のためらいもなく皮膚を切っていく姿に、

 

 

少々戸惑いましたが、

 

 

あまりにもきれいに切れていくので、

 

 

見惚れてもしまいました。

 

 

 

 

デモが終わり、今度は私たちの番です。

 

 

 

正直なところ、人の身体にメスを入れるのに

 

 

もっと抵抗があるかと思いっていましたが、

 

 

自分でもびっくりするぐらい躊躇が無かったです。

 

 

 

 

初日のゴールは身体の前面の表在組織を取ることです。

 

 

 

皮膚、真皮、皮下脂肪などの層を経て、

 

 

深筋膜の層までたどり着き、そこから皮を剥いでいくような感じです。

 

 

 

いくつもの層で分かれているため、

 

 

メスの使い方もイメージしていたものとは違い、

 

 

 

筆で砂を払うようにとてもソフトに扱います。

 

 

筋外膜まで達していないか?

 

 

など、とても繊細な作業なので化石でも発掘しているような

 

 

感覚になりました。

 

 

 

皮膚の場所により筋膜との強い癒着を起こしていたり、

 

こんなところに、そんなに脂肪ってついているの?

 

など、普段読む専門書などでは感じられない発見がいくつもありました。

 

 

 

そんな繊細な作業に没頭していると、

 

 

自分が今どこにいて、何をしているのか忘れてしまい、

 

 

少し視野を広げると、1体の献体が、

 

 

さらに視野を広げると8体の献体が見えます。

 

 

 

自分は今凄い場所にいることを認識すると同時に、

 

 

めまいがしたりもします。

 

 

 

 

前面の皮膚を取り除き、初日は終了です。

 

 

 

 

解剖実習は午前と午後で分かれていて、

 

 

 

途中に昼食をはさむのですが、

 

 

 

こんな感じのお弁当でした!

 

 

 

 

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 事前に

 

解剖の後は食事が食べれなくなると聞いていたのですが、

 

 

これまたビックリするぐらいに食べれました。

 

 

 

ただ、枝豆て・・・

 

 

 

 

続く